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あなたはどんな人なら信頼できますか?〜選ばれる力についてVOL.1〜 |
2005/09/19(月) |
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いつの時代にも必ずあるであろう世の悲観論はさておき、人々は少しずつ豊かになっているようにみえる。
そこで豊かさとはいったい何か?と考えてみた。
これが難問で答えがない・・・
たとえば職業や住居を好きなように変えるフリーターは、定年まで転勤づくしの銀行マンより豊かかもしれない。
一方収入はといえば、フリーターよりも銀行マンの方が総じて多いだろうから、銀行マンが裕福だといえる。
さてどっちが豊かなのだろう???
こんな具合に豊かさの尺度についてあれこれ考えた末に豊かさとは、「選択権と選択肢を持っている状態にあること」ではないだろうか?
たとえば、自分の意思でフリーターにも銀行マンにもなれるという状態である。
選べる幸せというのは、どのような世代にも共通する。
もっとも年齢によって選択することが変わる。
子供のころ、オモチャを選ぶときの喜びといったらなかった。
進学する学校を選べる生徒は、選べない生徒よりも豊かだといえる。
優秀な学生は、自分が就職する会社を選べるが、
その努力を怠った学生は会社を選べない。
サラリーマンは、定年まで勤めるか、転職するか、独立するかを選びやすくなった。
最近は、都会の暮らしをやめて田舎暮らしをはじめる人が増えているという。
どうやら世の中は自由に向かって動いている。
規制と名のつくものがだんだん少なくなる。
私たちの思考や行動を型にはめるものが、ひとつづつ取り払われている。
だから私たちが少しづつ豊かになっているように感じるのかもしれない。
もっとも、自由と表裏一体であるところの自律と自己責任が個人に求められることを忘れてはならない。 |
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