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自分は成功すると信じることは、本当に成功するために正しいことなのだろうか?
おそらくこういうことを聞いたことがあるはずです。
「誰でも成功する」。いや、成功したいのであれば、「成功すると信じて疑わないことだ」と。
この言葉、多くの人が誤解しているようなので、補足する必要があると感じたので、今回のレポートを書きました。
まず、自分を信じることは、とても大切なことです。
そして、「自分は成功するんだ」と信じることも豊かな人生を実現するには、とても重要なことです。
でも、だからといって「自分は何をやっても成功する」とは思わないでください。
何の根拠もなく、漠然と自分が成功すると信じることは、自分を過信していることでしかないのですから。
世の起業家、社長の中で、自分の事業や戦略が、成功することを信じていない人はいません。
皆、「この商品は絶対ヒットする」「この事業は絶対に成功する」と信じています。
だから、それに自分の人生をかけて、ときに莫大な借金を抱えてまで、その事業にうちこんでいるのですね。
もし、信じることで成功できるとするならば、存在する会社すべてが成功するはずですし、倒産なんてありえないはずです。
でも、現状は・・・・
ご存知ですよね。ほとんどの会社が、事業を起こして1年以内に倒産してしまいます。
ということは、ただやみくもに「成功する」と信じてもダメだということがわかります。
では、成功を信じることは意味がないのか?というと、そうではありません。
成功している人は、間違いなく成功を信じてきた人です。
だから、「成功する」と信じることは絶対に必要なことです。
ただ、成功する人は、信じること以外に、その成功するための根拠(理由)をしっかりと持っているのです。
原因と結果の法則
すべての結果には、原因がありますよね。
そこで考えてみてください。多くの人が「成功したい」と願っています。
でも、成功したいと願うのは、単に結果だけをもとめる行為にすぎません。
成功を手にする人は、その結果(成功)を導くための原因にフォーカスします。
市場や社会環境を分析・研究します。
自らの強みと、自分が何をしたいのか?その情熱のあるところをしっかりと把握しています。
そして、何をどのようにすべきか、成功までの道のりをしっかりと計画・設計しているのですね。
これがしっかりできているから「成功する」という確信がもてるのです。
このように、成功していない人と成功している人の違いは、成功の根拠を持っているかどうか?という1点なのですね。
この考えを簡単にまとめると:
まず、「成功しない」「成功できない」と最初からネガティブに考えるようでは、成功するのは難しいです。なぜなら、ネガティブな発想が強いと、行動する勇氣が起こりませんから、行動しません。
行動しないということは、成功(結果)の原因となる行動がないわけですから、成功はありえないのです。
つぎに「成功する」ということを、何の根拠もなく漠然と考えると、これも期待する結果を得ることになりません。過信やうぬぼれは、大雑把な行動となることが多いのです。
これで成功するのは、かなり運がよかったときのみで、多くの場合ずさんな計画のために、途中であきらめてしまうことが大半です。
一番お勧めするのは、客観的な判断をすることです。「成功したい」と考え、そのためにはどのような市場の状況なのか?需要と供給のバランスと自分の情熱を踏まえ、客観的にみて「これなら成功する」という事実のデータ(根拠)をもって行動に移すことです。
そうすれば行動する勇氣はもちろんのこと、あきらめずに実行し続けることができるようになります。
目的と手段を間違えてはいけない!
それから、これがもっとも重要なことなのですが、目的と手段を取り違えることのないように注意してくださいね。
例えば、お金です。誰もがお金持ちになりたいという成功願望を持つとします。
経済的に豊かになれば、とても便利ですよね。
でも、幸せになりたいのなら、経済的に豊かになることは目的とはならないはずです。
経済的に豊かになることで、手にしたいと思っている状況、もっといえばそうなった状態での自分の感情(平和、満足、愛情、安心、etc.)を手に入れることが目的となるはずです。
お金持ちになることは、自分が手に入れたい感情を実現するための1つの手段であると認識していれば、「経済面、名誉面での成功を手に入れたけど、不幸になってしまった」ということはありません。
これって、幸せになるためにとっても大切なことですから覚えておいてくださいね |
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