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目的と手段を間違えてはならない |
2005/11/04(金) |
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すべての結果には、原因がありますよね。
そこで考えてみてください。多くの人が「成功したい」と願っています。
でも、成功したいと願うのは、単に結果だけをもとめる行為にすぎません。
成功を手にする人は、その結果(成功)を導くための原因にフォーカスします。
市場や社会環境を分析・研究します。
自らの強みと、自分が何をしたいのか?その情熱のあるところをしっかりと把握しています。
そして、何をどのようにすべきか、成功までの道のりをしっかりと計画・設計しているのですね。
これがしっかりできているから「成功する」という確信がもてるのです。
このように、成功していない人と成功している人の違いは、成功の根拠を持っているかどうか?という1点なのですね。
この考えを簡単にまとめると:
まず、「成功しない」「成功できない」と最初からネガティブに考えるようでは、成功するのは難しいです。なぜなら、ネガティブな発想が強いと、行動する勇氣が起こりませんから、行動しません。
行動しないということは、成功(結果)の原因となる行動がないわけですから、成功はありえないのです。
つぎに「成功する」ということを、何の根拠もなく漠然と考えると、これも期待する結果を得ることになりません。過信やうぬぼれは、大雑把な行動となることが多いのです。
これで成功するのは、かなり運がよかったときのみで、多くの場合ずさんな計画のために、途中であきらめてしまうことが大半です。
一番お勧めするのは、客観的な判断をすることです。「成功したい」と考え、そのためにはどのような市場の状況なのか?需要と供給のバランスと自分の情熱を踏まえ、客観的にみて「これなら成功する」という事実のデータ(根拠)をもって行動に移すことです。
そうすれば行動する勇氣はもちろんのこと、あきらめずに実行し続けることができるようになります。
目的と手段を間違えてはいけない!
それから、これがもっとも重要なことなのですが、目的と手段を取り違えることのないように注意してくださいね。
例えば、お金です。誰もがお金持ちになりたいという成功願望を持つとします。
経済的に豊かになれば、とても便利ですよね。
でも、幸せになりたいのなら、経済的に豊かになることは目的とはならないはずです。
経済的に豊かになることで、手にしたいと思っている状況、もっといえばそうなった状態での自分の感情(平和、満足、愛情、安心、etc.)を手に入れることが目的となるはずです。
お金持ちになることは、自分が手に入れたい感情を実現するための1つの手段であると認識していれば、「経済面、名誉面での成功を手に入れたけど、不幸になってしまった」ということはありません。
これって、幸せになるためにとっても大切なことだとおもいませんか? |
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