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ひとは考えたとおりになる PART2 |
2005/11/08(火) |
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アメリカ在住のわたしがもっとも信頼できる岩本さんの文章からの抜粋です。
おととい人は考えたとおりの人になるという
お題でしたが
いわもとさんの見解を書きますね
考えただけで、すべてが現実になるとは思わないし、理想的な人になれない。
けれど、考えなければ、それが起こらないと。
満足する結果を得るには、まず何をもとめるのか?その目標(結果)をはっきりと意識することで はないでしょうか。そして、その目標に向かって、進む。
たとえば、それは何所かに行くことを考えるとわかりやすいです。
何も目的がなく、街をぶらぶら歩くことって、どうでしょうね?
まぁ、運よく興味を持てるようなことを、発見をすることもあります。でも、それは、偶然、みかけたことでしかありません。 毎回、そういうことがあるか?といえば、めったにないでしょうね。
ほとんどが、振り返ってみると、退屈で無駄な1日に 終わることになってしまいます。
退屈な日というのは、もう1度、まったく同じような1日を送りたいと思わないような1日のことです。
反対に、ある日、送った1日を、ぜひ、もう1度送りたいと思える日は、とっても価値ある最高の1日といえます。
それから、目的をもたずに、ただぶらぶら街を歩く1日って、まず、生産的な1日とはなっていない はずです。
仮に運よくおもしろい発見があって、刺激的ではあったとしても、それは、その日、1日を満足させることはできても、この先のあなたの人生や生活を満足させるための貴重な1日となっていないでしょう。
訪れる先の目的地があって、街を歩くと、その道中で、たとえ何も面白いことに出くわすことがなかったとしても、 最終的に目的地につくことができます。
あなたにとって、本当にもとめるもの=目的地なのですから、結果的に満足のいく1日となります。
たくさんの小さなことを見逃したとしても、もっとも重要な、心からもとめることを得ることのほうが、ずっと価値あることなのですね。
わたし達は、日頃、それこそたくさんの用事を抱えています。というか、自ら用事を作り出すこともあります。
もし、それらに優先順位がなく、氣がついた用事を、順番にこなしていたら、すべてを1日の中で終えることができない場合があります。
このとき、たくさんの小さな用件は、済ませたけど、肝心のとっても大切なことを、やり残している・・・こんなことがないように注意しないといけませんよね。
その意味でも、自分にとって、一番大切なことを意識することは、とても重要です。そして、その大切なことが、目的と同一になっていることは、もっと重要です。
さて、さきほどの目的地に向かって歩くという話について、もう一つ。
もし、目的地だけでなく、時間まで決めておけば、時間に余裕がある ときは、目的地までの道中を、ゆっくりと楽しむこともできますから、この場合、小さな刺激もたくさんある楽しい1日になるのですね。
ちょっと、脱線してしまいましたね。
さて、この目的を決めることは、目的を意識するというところが、ポイントになります。
たとえば、こんなことはないでしょうか?
これは、わたしの例なのですが、ポルシェのSUVが発売された頃の話です。
今度のポルシェ、かっこいいなぁ、今度車を乗り換えるときには、ポルシェにしようかなぁ?と思っていたのですね。
その日、家族でサンディエゴまで、車で1時間30分かけて、ドライブに出かけたのですが、どういうわけか、その日に限って、たくさんのポルシェが、フリーウェイを走っているのです。
ポルシェといえば、高級車ですよね。しかも、発売されたばかりですから、そうそうまだ市場にでていないはず・・。
でも、それが、運転しながら、氣がつくと、前後、左右、いろんなところにポルシェが走っているのです。
これは、大げさではなく、本当の話なんですよ。
このことからの氣づきはなにか?
それは、これまでにもおそらく、ポルシェは、わたしの周りを走っていたのです。ただ、ポルシェに対して、わたしの意識が向いていないので、わたしの横にポルシェが停まっても、氣づかなかった。
いや、そのときには、ポルシェが目に映っているし、認識していたのでしょうが、単なるポルシェという車そのものだっただけ。だから、他の車と大差なく、わたしの関心の枠の中に、はいってこなかったのです。
それと、もう1つ、おそらくサンディエゴに行った日も、ポルシェは、そんなに走っていなかった。いや、わたしの周りを走り去った車の総数からすれば、ポルシェの数など、100分の1以下だったのだと思います。
でも、その日のわたしには、ポルシェが街中をうようよ走っていたように感じられたのですね。
ワァーオ!
自分の意識が、何かに向かったとき、物理的な状況としては、まったく同じ環境(世界)であるのに、わたしからみた世界は、まったく状況を作り出している。
わたしが「ポルシェ」を意識すると、ポルシェ(に関する情報、実際の車、ポルシェのロゴ、販売ディーラー)が、目に飛び込んでくる。
そして、わたしもそれらを追いかけ、それをもとめて行動(走り去るポルシェを、指をくわえて目で追いかける)している。
「人は考えたとおりの人になる。」
なるほど。考えるということは、意識するということなのですね。
そうすると、その意識したことに関しての情報が、自分のもとに集まるし、自分自身もそれをもとめた行動をとるのですね。
ただし、この話には、まだ続きがあります。
サンディエゴに行った日から、3日もしないうちに、ポルシェを見かけなくなっていたのです。
なぜか?
そのときには、3日もするころには、ポルシェを欲しいという氣がなかったのです。
そもそも、ポルシェを欲しいと思ったのは、子供の病院の待合室に置いてあった、車の雑誌を読んだことがきっかけでした。
スーパースポーツカーのポルシェとしては、初のSUVだったので、わたしには新鮮でしたし、発売当初ということもあり、雑誌の記事の中で、きれいな写真と賛辞の言葉がたくさんならべられていて、それを読んだ、わたしは、思わず欲しいと思ったのです。
つまり、自分、自ら本当にポルシェを欲しいと思ったのではなく、以前からずっとポルシェにこだわっていたということでもなく、たまたま読んだ雑誌に影響されて「欲しい」と思っただけにすぎなかった。
ポルシェを心から欲しいと願っていたわけではなかったのですね。
だから、ポルシェへの熱は、3日で冷え切ってしまいました。それから、ポルシェの情報をもとめることもしなければ、購入するためにディーラーに足を運ぶこともなかったのです。
ここで、大切な氣づき!
自分が、心から本氣で、それが欲しいとか、そうなりたいと思うものを意識することが、長続きさせ、最終的に、それを手に入れたり、実現できるのだということ。
途中で、あきらめたり、辞めたりして、物事は成就しないですからね。
あなたが頭で考えることと、心で思うことが、1つになったとき、「人は考えたとおりの人になる」のです。
毎日、日々の用事に追われていたり、たくさんのアポをこなすような毎日から、抜け出して、ゆっくりと心をおちつけて、自分が本当にやりたいこと、大切に思っていることについて考える時間をもってはいかがでしょうか?
「そんな時間ありません!」
とおっしゃるかもしれません。
でも、あなたにとって、本当に大切なのは、会社の仕事ですか?会社の株主や社長、上司のほうが、あなたの人生よりも大切ですか?
本当に大切なのは、あなた自身の人生でしょ?
だったら、あなたの人生を充実した、豊かで、楽しいものにするために、自分にとって、本当に大切なことを知り、やりたいこと、なりたい自分の姿について、考えてみましょう。
そして、それができたら、それをしっかりと意識してください。そして、自分はそうなるのだ!と決めてください。
そのときから、あなたの人生は、新しく、思ったとおりの人生に変わることでしょう。
最後に、重要なこと。
人生は、あなたが決めるのです!
あなたの使命でさえ、それは、もともと決まっているものではありません。
使命は、あなたが決めるのです! |
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