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マーケテイングを考える良書 |
2005/12/28(水) |
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「アマゾンが日本に進出することは、まだ絶対的な極秘事項で、だれにも知られてはいけません──」。 あなたが今ご覧になっているように、現在ではすっかり日本にも定着した世界最大のネット書店アマゾン。もともとITビジネスの寵児としてアメリカで大成功を収め、我が国には2000年11月に上陸しました。本書は、その日本立ち上げにひょんなことから参加した著者による、書き下ろしの成功秘話です。 冒頭のセリフは著者を勧誘したCEO(当時)が語った言葉。顧客中心主義で有名な一方、徹底した秘密主義でも知られる同社は、オープン直前まで日本での存在を隠し続けました。その間、内部では何が行われていたのか? マーケティング・キャンペーンの立案から巨大サイトのシステム構築に至るまで、これまで封印されてきたアマゾンの秘密がついに明かされます。 さらには、企業を根底から支える創業者ジェフ・ベゾスの哲学、サイトの品質に徹底的にこだわる企業文化、社内で活躍する興味深い人々など、約二年間にわたってマーケティングやシステム関連のスタッフとして関わった著者ならではの記述が満載です。 この文章をお読みになっている皆さん、アマゾンのサイトは本書に書かれているような面白くて魅力的な人たちによって運営されているんです!
著者からのコメント
本書は、僕がアマゾンに在籍していた2年数ヶ月間の前半にあたる期間のことを中心に書きました。 ご存知の通り、インターネット社会ではドッグイヤーと言われるほど、時間の移り変わりが早く、現在のアマゾンでは、本書に記した事柄もすっかり様変わりしていることと思います。 しかしながら、アマゾンではすでに旧聞に属することでも、現代の日本企業にはまだまだ追いついていない部分が数多くあるように見受けられます。 その意味では、本書の内容も、まだまだホットな話題も多く含むのではないか、と考えています。 僕が感じたアマゾンの先進性は、在籍当時より、むしろ退社後に強く感じるようになりました。 ほとんどウロ覚えの記憶を辿って書いた本ですので、信頼性に関しては、少々微妙ですが、当時のアマゾンの雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。 まさか自分の本がこうして、アマゾンの書棚に並べられるとは思っていなかったので、その意味でも感謝です。
マーケテングを考えたいならこの一冊!! |
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