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思考がプロフェッショナル |
2006/02/24(金) |
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今日鮒谷さんの文章をみて
大きく納得「真のプロフェッショナルは【 思考がプロフェッショナル 】である」
というテーマにて書かせて頂きました。
あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
【 プロフェッショナルの条件は、思考の質に化学変化を起こすこと 】
■先日から、「ひとつのことを徹底して深堀りしよう」という話を
してきました。
この深堀り作業を続けていき、あるラインまで達すると、
「突き抜けた」
という感じが体験できるようになります。
■コピーライターの眞木 準(まき じゅん)さん編集のこの本を
読むと、それがビリビリと伝わってきます。
【今日のお勧め本 ひとつ上のアイディア。】
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4844321889/2ndstagejp-22/ref=nosim
※ちなみにはるか昔の「平成・進化論。」でも(たしか)書いた
記憶がありますが、
実は私、鮒谷は、眞木 準さんから多大な影響を受けています。
今から7、8年前に眞木 準さんの作ったコピーを全部手書きで
自分のメモ帳に写し取っては、暇を見つけて繰り返し眺めて
いたのです。
「恋を何年、休んでますか。」(伊勢丹)
「踊れるバーバリー。」(三陽商会/バーバリー・ブルーレーベル)
といったものが代表作ですが、美しい表現ですよね。
(コピーの背景にある写真がまた素晴らしいのです)
こういうコピーを生み出すことができる感性にあこがれたものです。
短文で心をがしっと鷲づかみにする表現に魅了されました。
こういった短いコピーで物が売れれば、それに越したことはないん
ですよね。
ただ、膨大な伝えたいことすべてを一点に凝縮する技量がないから
どうしても長くなってしまう…⇒私(泣)
■ちょっと話がそれました。
この本には、「伝説のクリエイター」「広告の革命家」といった
肩書きを持ったクリエイター20人が、
どうやってアイディアづくりをしているのかがまとめられています。
大きな結果を残してきたクリエイターたちの「頭の中」を
のぞき見ることができる非常に興味深い構成になっており、
クリエイティブな発想を鍛えたいと思っている人ならば、
ぜひ一読していただきたい本です。
■この本を一読すると、「突き抜けた体験」をされている方々は、
やはり一般の人とは違う考え方になっているのが分かります。
彼らは膨大な量の思考をこなしていく過程のなかで、
いつしか思考の質が変化していったようです。
■脳の中が、たとえていうなら化学変化を起こして、通常とは
異質なものに昇華された、みたいな。
何かひとつのことをひたすら考え続けてきた人の講演や著書に
触れることには、
そんな「異質な」頭の中をうかがい知る楽しみがあります。
■プロフェッショナルは、表面に現れるスキルがプロフェッショナル
なのではありません。
【 思考がプロフェッショナル 】なのです。
そのプロフェッショナルな思考からすべてのアウトプットが
生み出されるからプロフェッショナルの仕事になるのです。
ですからわれわれは、徹底的にこの「思考の訓練」をしなくては
なりません。
■羽生善治さんの書かれた本や、イチロー語録とか松井語録といった
本もいくつか出版されており、私も愛読しておりますが、
そうした突き抜けた世界に住む人の異質な考え方に触れて
はるか高みの世界を垣間(かいま)見、
その中で今の段階の自分にも取り入れられそうなものがあれば
果敢に取り入れていく。
これは非常に効率のいい思考訓練法だとおもいます。
なので少しでも多く、そのような人に触れるようにする。
最初は圧倒されるばかりですが、徐々にその中から、なにものかが
見えてくる、そんな感覚を受けられるようになってくるのです。
■そして先日、ここで日清製粉グループ本社会長・正田修氏の言葉を
引いてお話しした通り、
ただ学んでいるだけでは身につきませんので、
他人の頭の中から学ぶのと平行して、
自分自身の専門分野を徹底して考え続ける。
すなわち、ここ数日申し上げてきた「深堀り」を自分の分野で
していかなければなりません。
■私も、あくまでも小さな自分レベルの話ではありますが、今までに
何度かこの「突き抜けた」経験をしたことがあります。
しかし今日ご紹介したような本を読むと、「まだまだ」と
猛省するばかり。
もっともっと、より高いレベルを目指して、
思考の質が変わってくるほどに深堀りにつぐ深堀りをしていきたい
ものです。
同感!!!!!!!!!!!! |
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