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鮒谷さんの文章です。
世の中に頭の切れる人はたくさんいます。
ところが、「こうすれば結果が出せる」と分かっているのと、
実際に実行してその通りに成功したのとでは天地雲泥の差があります。
毎日さまざまな人とお会いする中で、
「この人は面白い方だなぁ」
と感じる人は、やはりといいましょうか、考えるだけではなく、
実際に行動して結果を出しておられる方ばかりです。
■人間、口で言うことまでならば容易にできるのです。
大変なのは、心の中に描いたことを形にしてしていく作業。
戦場ではまず机上で作戦を立てるところに始まり、
作戦を練っただけでは勝てないので、いざ敵の陣地に突撃する。
そして砂ぼこりにまみれ、泥水をすすり、血を流しながら、
勝利をおさめ、ついには敵陣のまんなかに旗をたてる。
そこに至って初めて、戦場における英雄足りうる資格を得ること
ができるのです。
■ところがビジネスの世界では、「こうすればうまくいく」と
口では言いながら、自分からは前線に赴(おもむ)かない。
これではどんな良いアイデアも、その言葉に説得力がありません。
信頼できるビジネスパーソンは、頭が良いだけではなく、
自ら勇気をふるって敵陣に飛び込み、
飛び込んだはいいが討ち取られるということもなく、
敵陣の奥深くに攻め入り、勝利の旗を立てることができる人です。
■仮説をたてられる人が、10人に1人。
それを実地の行動に移せる人は、そのなかの10人に1人。
そして敵陣に旗を立てることができる人となると、さらに10人に1人。
真のビジネスパーソンは1000人に1人ということになります。
その人たちこそ文字通り、【 一騎当千の兵(つわもの) 】
(=一騎が千人の兵に相当する)といってもよいのかもしれません。
■学び、仮説を立てる訓練をすることは重要です。
しかし学ぶだけで動かず、はるか後方の安全地帯に引きこもって
出てこないのであれば、学んだ甲斐がありません。
行動する、突撃する勇気を持つことが重要なのです。
かといって、敗れるために突撃するのも愚かな行為であり、
それは「蛮勇(ばんゆう)」と呼ばれます。
従って、その中で負けないためのスキルやノウハウがまた重要です。
■つまり、
▼知識・知恵
▼行動する勇気
▼スキル、ノウハウ、テクニック
この3つがそろったときにのみ、ビジネスという戦場における英雄と
なれるのです。
■私も常に学びを怠らず、
常に新しい世界へ飛び込む勇気をふるい起こし、
その戦場の中で討ち取られることなく進んでいるための
スキル、ノウハウ、テクニックも磨いていきたいとおもいます。 |
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