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ふなたにさんの文章です
ネクタイでも、宝石でも、どんなに立派なものであれ
むき出しでプレゼントされたら興ざめです。
というより、もらったほうもどんなリアクションを示したら
いいのか分かりませんよね。
■恋人に誕生日プレゼントを贈るときは、中身はもちろんのこと、
まずはラッピングから気をつかいます。
中身むき出しでプレゼントを渡す人がいたとしたら、それは
極めて例外的事例といえましょう。
あるいはもう、愛が冷めてしまっているのに儀礼的に行っている
だけ、とか…(笑)
■お渡しする中身がきちんとしたものであることが大切なのは
いうまでもありませんが、同時に
「その中身を受け取ってもらうための準備としてのラッピング」
が欠かせません。
■昨日は、「かわいがられる力」があればビジネスパーソンとして
早く成長できることをお話ししました。
とくに駆け出しのときにはこの力があるのとないのとでは
大違いです。
■自分の力だけをたよりに徒手空拳(としゅくうけん)で
ビジネスの舞台にあがろうとしても、その実力自体がまだない。
そんなとき、無から有を生み出すに際して必要なのが
「かわいがられる力」
という名のコミュニケーション力です。
■超絶した実力があれば、コミュニケーション能力が
「コンマ以下」でも、
人並み以上のアウトプットが出せたりもします。
たとえば芸術家や技術者、スポーツ選手といった、特に
職人的な分野で卓越した能力を発揮する人がいます。
■そんな人は、コミュニケーション能力がゼロに近くとも、
実力ひとつで非常に高いアウトプットを出している人も
ごく例外的にあります。
滅法強いお相撲さんがインタビューのときに無愛想でも
その力士が圧倒的に強いのであれば、誰も文句はいわないでしょう。
しかしながらたいていの人は、コミュニケーション力をみがき、
「かわいがられる力」をつけることが大切ではないでしょうか。
■そこで、
【 内に秘めたる実力 × コミュニケーション能力
= アウトプットの総量 】
という公式をつくってみました。
■昨日からお話ししていることでいえば、ここでいう
コミュニケーション能力が「かわいがられる力」です。
周囲から、特に年長者からかわいがってもらえるかどうかで
大きくアウトプットの総量が変わってくるでしょう。
■これは決して、ゴマをすれ、といっているのではありません。
そんなことをしても、人生の大先達からは容易に見透かされます。
(それは「かわいがられる力」どころか「きらわれる力」と
いってもいいくらいのものでしょう)
そうではなく、きちんとした、実のあるコミュニケーションを
とらなければならないのは、いうまでもありません。
■対外的な人付き合いの方法を身につけることは、
たとえていえば、「プレゼントにラッピングをするようなもの」。
相手との関係が大切だから、それを円滑にするための
ラッピング(コミュニケーション能力)もまた大切になって
くるのです。
■特にビジネスパーソンとして社会に飛び出してしばらくの
間は「かわいがられる力」は重要なコミュニケーション能力の
ひとつです。
あなたの周りにも「かわいがられる力」と聞いて
顔が浮かぶ人が何人かあるはず。
その人はなにゆえ、年長者に可愛がられるのか?
そして実力通りの、あるいはそれ以上のアウトプットを実現して
いるのか?
そんなことを考えてみられるのもいいかもしれませんね。 |
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