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人は、最初にイメージし、それから行動するものである |
2007/04/13(金) |
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望むものを手に入れたいのなら、まずはそれを明確にイメージすること。
これはナポレオン・ヒルをはじめとするどの成功法則・自己啓発系の本
に共通して書かれていることです。
しかしながら、この「イメージする」ことの真の意味を理解している人
は少ない。
それが証拠に、夢や目標を明確にイメージする行為を効果的に実践して
いない人が非常に多い。
イメージすることの意味を真に理解したならば、これからの人生やビジ
ネス上で、競争がなくなります。あなたがこれからすることは「競争」
ではなく「創造」になるのです。
もし「競争」があるとすれば、それはあなたの内側に潜む「エゴとの葛藤」
くらいでしょう。
実は、誰もがイメージすることについては、説明するまでもなく、よく
わかっているはずです。
なぜなら毎日の生活で、それを経験しているからです。
しかしながら、経験しているからといって、それに氣づいているか?
それを理解し、上手に応用しているかといえば、それは別の話。
でもすべての物は、イメージが先にあって、それから作られているのです。
例えば「椅子」について考えてみましょう。
その昔、地面に座るのを不快に思った人がいたはずです。そして、その
人はきっと現在の椅子とまったく同じものではないにせよ、それに近い
ものを思い描いたはずです。
地面ではなく、腰かける何かを想像したに違いありません。地面に座る
といった不快を解消するための何かをイメージしはじめたのです。
おそらくすぐには思いつかなかったことでしょう。でも、もっと心地よく
楽に腰掛けられるものがあったらいいなぁといった思いをはせて、ソレ
をイメージしはじめたに違いありません。
その思いがいつしかその人の想像の域を出て、物質的な物として形をな
してきます。
そうです。その外に形をもって現れたものは、その人のイメージのレプ
リカなのです。
そのレプリカに腰掛けてみたとき、おそらくその人は地面に座るより
ずっと快適であることに氣づいたことでしょう。
そしてそれを「椅子」と名づけることになったのですが、その椅子こそ
は、その人の考えたイメージを具現化したものにすぎません。
イメージが形になったものは椅子だけではありません。ライト兄弟のイ
メージが飛行機となり、モールスのイメージが現在の電話につながって
います。
すべてのものが、まず最初にイメージとして創られ、それから物質化さ
れるのです。
われわれは、イメージを創る創造主であり建築家です。
世に発明家はたくさんいます。けれど全人類の数からすれば、彼らは、
ごく少数に数えられます。
そうした発明家と一般の人との違いは何か?
イメージするという点、想像の中の建築家としてはまったく変わりません。
ただ、唯一異なる点は、そのイメージを外に現したかどうか?それだけ
の違いです。
それ以外はなんら変わる点はありません。
しかしながら、この違いが大きな違いを生むのです。経済的にも大きく
影響します。
では、なぜそのイメージを外に現す発明家と、イメージをその内側に留
める一般の人とにわかれるのか?その根本の違いは何か?
それは、想像の中でイメージしたことことが現実にできることを信じた
かどうか?なのです。
人は、考えたことを実現する力があります。人がイメージするものは、
すべて実現できます。
そう信じているかどうかが、その人が「イメージの力」を真に理解して
いることの証となります。
もう一度申し上げます。
「イメージの力」を真に理解している人は、望むものをしっかりと明確
にする習慣をもっています。
なぜなら、それで思い通りの人生を手に入れられることを知っているか
らです。
そうでない人は、一瞬イメージするだけで、しかもそれは漠然としたも
ので終わり、そして人生に劇的な栄光をつかむことなく過ごします。 |
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