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一つは、「匠」になるということです。
匠というのは「最高の仕事をする人」です。
匠という言葉は日本らしい言葉ですね。
匠とはどういう人か。
「伸びている会社にはね、必ず匠が何人もいる。
何人匠がいるかで決まる。
匠のいる会社は発展している。」
そして、
その匠という人は「3つの念」を持っているといいます。
1つは、執念です。
成功するまではやめないという執念。
なさずんばやまず、という強き思いです。
完成させるまでは何があってもやり抜くという心です。
いい加減に仕事をしている人は匠にはなれません。
2つ目は、丹念です。
丁寧。真心を込めるということです。
仕事に手抜きをしないことが丹念です。
3つ目は、情念です。
情のある人ってどういう人を思い浮かべますか?
思いやりがある人。愛情が深い人。
思いやりがないといい仕事はできません。
コミュニケーション能力ともいえます。
コミュニケーション能力というのは人間だけのことではありません。
情報も機会(チャンス)も、この能力がないとキャッチできません。
社員それぞれの人達が匠になったらすごい会社になります。
全社員がそれぞれの部署で匠をめざしたいものです。
こんなすばらしい仕事をする人はいない、というくらいに。
自己維新するためにもうひとつ大事なことは
「与える人になる」
ということです。会社が何かしてくれないとか
そんなことばっかりいっている人は子供と同じです。
ケネディという大統領がいいました。
「国家が自分に何をしてくれるかを問うな。
自分が国になにができるかを問え。」
これはものすごく大事なことだと思います。
会社が何かしてくれないという人ばかりいる組織は
衰退していくんです。
自分が所属している組織のために
何ができるかと考える集団が発展していく。
自分の周りの人に何が与えられるか。
その視点を持つことがすでに維新です。
ジェームズ・アレンという人の言葉に
「成功を手に出来ない人たちは
自分の欲望をまったく犠牲にしていない人達です。
もし成功を願うならば
それ相当の自己犠牲を払わなくてはいけません。
大きな成功を願うならば
この上なく大きな犠牲を払わなければいけないのです」
これは真理だと思います。
自己犠牲を払うから事はなる。
自己犠牲も払わないのに事はならない。
その人の出しきったものがその人に残るものになります。
手抜きする人は残らない。
己から出たものは己に帰る。
自己犠牲した人はいい意味で自分に帰ってきます。 |
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