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差別化に成功した会社はつぶれない! |
2008/06/17(火) |
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鮒谷さんの文章です
■この「差別化」というのは商売において、
ほんとうに重要ですね。
数日前にブランド力の話を取り上げましたが、
「ブランド力」と「差別化」は裏表の関係なのかも
しれません。
■すなわち、
差別化された会社なり商品、サービス、人物が
「ブランドになる」ということ。
この項で長谷川さんは、
【 どこを切り取っても平均的に良い評価を得られるが、
競合他社との違いが分からない商品。
欠点もあるが、何か一つ、決定的に差別化できている商品。
この二つを比べると、市場で生き残るのは後者の方です 】
【 労力やコストは、平均点を全体的に引き上げるためより
他社がけっして真似できないレベルまで差別化を進めるために
優先して使うべきです 】
と書かれています。
■平均的に強みを高めていこうと思っても、力が分散されて
しまうので、
強みをさらに強くする、という徹底した差別化にはつながらない、
ということなのではないでしょうか。
平均的な商品では競争力も生まれてきません。
■わたしもこの教えに従って、
常に「差別化」=「ブランド化」戦略を行ってきました。
ちなみに、わたしは
テレビに出るのがブランド力アップにつながるのでも
なければ、
雑誌で取材を受けたり、本を出版するのがブランドに
なるのでもないと思っています。
■それらもブランド化の一助にはなるかもしれませんが、
その前提として、あくまで
「自社(自分)の差別化要因」
を徹底的に磨き抜くことで、
結果として、メディアから取材を受けたり、
出版の依頼がくることもありますよ、
ということだと考えているのです。
■順序を逆にして、
「自社(自分)の差別化要因」
を強化することなく、うかつにテレビに出たり、本を
出すことがブランド化につながると思って動いてしまっても、
「実際(実物)は差別化されていなかった」
ことが露呈してしまっては本末顛倒です。
■そうなると、風のように、四方八方にその噂が広がります。
■そんなふうに考えているので、
わたしは徹底的に自らの差別化要因だけを磨き、
それに関係する以外の全てを捨てることにのみ
力を注いできました。
(この取捨選択においては、
自身で明確に意識しているいくつかのポイントがあります)
■強みを強化し、圧倒的な差別化が図れた上で、
はじめてさまざまなメディアに登場するもよし、
知る人ぞ知るの影の世界(?)で動くも良し、
いずれのオプションを持つこともできる
自由な世界に雄飛することができるのです。
■まずは自らの強みを一点集中で、強化する。
長谷川さんの言葉をお借りして復習すると、
【 労力やコストは、平均点を全体的に引き上げるためより
他社がけっして真似できないレベルまで差別化を進めるために
優先して使うべきです 】
ということで、
つぶれない、勝ち抜ける会社であり、個人でありつづけたいと
思っています。
■そんなわけで、今日の金言は
【 差別化に成功した会社はつぶれない! 】
でした。 |
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