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いってみたい古食器でもてなす一壷春 |
2005/11/25(金) |
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店内に入ると素晴らしい陶器類が目にとびこんでくる一壺春。ご主人の湯山藍一郎さんは長い伝統の中で培われた、美意識に裏付けされたものが好きで、骨董のセリ市や、日曜市で気に入ったものを手に入れてきた。お陰で車は25年も同じものを乗ってると苦笑。古伊万里が好きなのは、料理が映えるからとのこと。「普通の食器だと、盛り付けはどうしょうか色々と考えるが、古食器の場合は、サラッと盛ると食器が料理を優しく抱えてくれる感じ。それが器の器量というものだ」と器のことになるとなかなか話が止まらない。
さて、「一壺春」の料理では先ず、茄子のはさみ揚げ「夾茄子」。注文した人に「あなたで何皿目です」と書かれたカードを渡すほどの人気商品である。取材した2月27日現在で24、414皿になっていた。それほど息の長い商品である。その他のお薦めはエビの天ぷらを十種類の漢方薬をミックスした塩で食べる「高麗蝦仁」。一度唐揚げした鶏肉を辛子を入れて炒め、アンかけした「辣醤鶏」。
中国料理には季節感があまりないのでと、四季折々の自然を料理に添える細やかさ。これも陶器を愛する湯山さんの美意識から生まれてきたものだ。
ここ一壺春では一品料理を楽しむよりも、コース料理を楽しみ、店の雰囲気、陶器の良さなども体感したいものだ。
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D A T A
【メニュー】
茄子 1,300円
高麗蝦仁 1,300円
醤鶏 1,300円
円卓コース(料理のみ)
5,000円〜20,000円(酒代は別途)
【住 所】 高知市堺町6−12
【電 話】 0888−72−8752
【営業時間】午後12時〜午後2時
午後5時〜午後8時オーダーストップ
【定休日】 日曜日
【駐車場】 無
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